年間約200例の皮膚試験を施行し、原因の特定、原因除去指導、関連物質の取り扱い指導、代替品への切り替えを行っています。 塩化ビニル、樹脂製品中の可塑剤即時型アレルギーについては、世界第1例を報告しました。 5例の即時型ラテックスアレルギーを報告しました。 外用剤接触皮膚炎では、ケトプロフェン製剤の光アレルギー性接触皮膚炎、硫酸フラジオマイシン製剤、硫酸ゲンタマイシン製剤、クリンダマイシン製剤、サリチル酸グリコール製剤、ポビドンヨード製剤などのアレルギー性接触皮膚炎を報告しました。 化粧品接触皮膚炎では、香料、1.3ブチレングリコール、ラノリン等のアレルギー性接触皮膚炎を報告しました。 透析による皮膚のそう痒に対して、抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤の内服の他、カプサイシン配合鎮痒剤を開発し、皮膚症状に あわせて使用することで80%有用であったと報告しました。 柔軟剤の1種類であるNNジメチルドデシラミンによる接触皮膚炎の世界第一例を報告しました。 非常にまれな疾患であるポリエチレン手袋による接触蕁麻疹を報告しました。 胃潰瘍治療薬に含有されている成分の一つのラウリル硫酸ナトリウムによってアレルギー性蕁麻疹を生じた世界的にも非常に稀な症例を報告しました。 新しいB型肝炎内服治療薬によって生じたアレルギー性皮膚炎の世界初の症例を報告しました。 口紅に含まれる成分であるリンゴ酸ジイソステアリルとマカデミアナッツ油の両方にアレルギー反応を生じた世界的にも非常に稀な症例を報告しました。 2007年9月欧州心臓会議においてシンポジストとして、皮膚から移動する細胞(ランゲルハンス細胞)について講演しました。 2014年1月から2023年12月まで 総数:369件 男性:150件 女性:219件 2014年: 35件(男性16件、女性19件) 2015年: 37件(男性20件、女性17件) 2016年: 48件(男性20件、女性28件) 2017年: 41件(男性13件、女性28件) 2018年: 36件(男性14件、女性22件) 2019年: 33件(男性18件、女性15件) 2020年: 34件(男性13件、女性21件) 2021年: 37件(男性13件、女性24件) 2022年: 31件(男性13件、女性18件) 2023年: 37件(男性10件、女性27件) 開院以来の手術で多かった疾患(上位3位) 1:色素性母斑(ホクロ) 2:老人性疣贅(脂漏性角化症) 3:表皮嚢腫(粉瘤) (2024年1月現在) 2014年から2023年まで 総数:37件 2014年: 11件 2015年: 5件 2016年: 8件 2017年: 3件 2018年: 5件 2019年: 0件 2020年: 2件 2021年: 1件 2022年: 2件 2023年: 1件 2014年から2023年まで 総数:2416件 2014年: 435件 2015年: 501件 2016年: 486件 2017年: 392件 2018年: 147件 2019年: 136件 2020年: 87件 2021年: 81件 2022年: 81件 2023年: 70件 |
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